2008年10月1日水曜日

狂言鑑賞

はちがとぶさんにお誘いいただいて、
『 茂山千作〈人間国宝〉文化勲章受章記念狂言会』
に行ってきました。
狂言は初体験。
いつもクラシックのコンサートに行くときみたくカジュアルな気分でサントリーホールに出かけたんだけど、来ていらっしゃるお客様の雰囲気を見てびっくり。
みんな華やかに着飾ってるじゃないのっ。
それでこの「 茂山千作」さんの偉大さってやつが一目瞭然にわかっちゃった。
ジーパンはいていってごめんね。ジャケット着ていって良かったわぁ。

その狂言なんだけど、その芸に「伝統のすばらしさ」をひしひしと感じる。
今年89歳の茂山さんの声の張りといえば艶やかこの上ない。
いつも西洋の楽器が鳴り響いてるサントリーホールにこだましていた。
他の若い狂言師さんたちの所作お手前も動きにまったく無駄がなく、見ていて気持ちがいい。

とはいえ、狂言はコメディー。
面白いところも多いのだが、なんせこの現代のブラックな笑いに慣れている心の汚れた私には「抱腹絶倒」とまではいかなかった。
これに抱腹絶倒していたであろうほのぼのとした、いにしえの美し日本に思いを馳せてしまいました。
「面白い」いう以前に、この伝統を皆で守り抜いているという狂言師の姿のほうに大変感銘を受けたのでした。
茂山千作さんがいつまでもお元気で舞台に立てますように、健闘をお祈りします。

会場にウルトラマン・タロウの篠田●郎さんが来ていらした。
カッコいい。めっちゃイケてる。

2 件のコメント:

はちがとぶ さんのコメント...

所作がキレイって言うのは、ほんと伝統芸能に携わる人達を見ていてつくづく思う。ああいうのが身についている品性ってあるわよね。抱腹絶倒とまでいかないのは、現代との言葉の違いが大きいのだろうけど、モトヒコさんの女房の演技は分かり易かったな。でも、あれはあれで現代っぽすぎてイカンというご老人もいるみたいだから、誰しも満足させることなんて出来ないのが芸の世界なのね〜ともつくづく思うわ〜。

まぁちゃん さんのコメント...

あのモトヒコさんでこの現代人のあたしは救われた感じもあったのですが。
でも老いも若きも伝統を守り抜くことに命賭けてて、頭の下がる思いだったわね。
誘って下さってありがとう。良い経験でした。