2009年10月25日日曜日

慎ましやかの後で




 カーテンコール

ロイヤルオペラハウス@コヴェントガーデンで上演中の「眠れる森の美女」(Sleeping Beauty)を観に行った。

夢のような舞台・・・。
まるで70年代のコスチュームものの少女マンガの世界そのまんま。
少女マンガを逆にマネして作ったのか、と思わせるようなちょっと見てて恥ずかしくなるような衣装。タイツとか・・・。 
しかもドもっこす。

でもあたしが感動したのは、演目よりもロイヤルオペラハウスに来てたお客様たちの「気品」と彼らの板についた「着こなし」

あぁ、これよ、これっ!

特に高い席(あたしは安い席よ、もちろん)の人達のスーツの着こなしの麗しいことよっ!
かのトム・フォード大明神も真っ青よ。(どう頑張っても所詮あなたはテキ○スのお方)
『背広の国の人だもの』・・・
(ってなんかのCMのセリフにあったわね)。

と、夢心地になって帰途につきました。
でもその夢心地のまんまちょっとお品のないSOHOの繁華街を通って帰ろうと思ったあたしが間違いだったわ。
あたしゃそこで「慎ましやか」なはずの英国人のたがが外れた素ぅの姿をモロ見てしもてんっ!
車道に酔っぱらって寝転がる紳士。
ファー○っ!と一人一人にいちゃもんつけながら歩いている背広姿の紳士。
壁ではなくあたしの方に向かってお小水されてる紳士(小さめモロ見え。WOW)。
女の子のパンツの前のほうに手を入れて(もちろんスカートは上のほうにめくれている)愛を語る(?)紳士。
マーライオンのごとく水平方向に吐いてらっしゃる紳士。
まるで「ポアロ」や「シャーロック・ホームズ」に出てくるいかがわしいシーンそのまんま(ってここまではTVでは出ないな)。
すげーな、ロンドン。奥深杉。
あたしゃニューヨークですら見たことなかった過激シーンに超ビビってしまいました。
この国の酔っぱらい文化って、日本のそれと似てるって思うのあたしだけ?

あの品のよろしいボックス席の皆様も、吐く時はマーライオンみたいになるのかしらん?などといろいろ想像してしまいますわ。
スリーピング・ビューティーとのコントラストが絶妙に興味深い一夜でございました。

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