2010年2月25日木曜日

Irving Penn@National Portrait Gallery

 
ポートレートギャラリー前にて



ナショナル・ポートレートギャラリーで開催されてるIrving Pennのポートレート展(リンク)に行ってきたの。
アーヴィン・ペンは去年92歳で惜しまれつつもこの世を去ったアメリカの伝説のポートレートフォトグラファー。
リチャード・アヴェドンと並びあたしがもっとも敬愛するポートレート写真の神様。

あたし写真展に行って、生まれて初めて泣きそうになったわ。ってか、泣いたわ。
30年ぐらい前に人類がこともなげに捨ててしまった「品格」「栄華」「光陰」「良質のスタイル」がその空間に展示されてた。
ゼラチンシルバープリントの息をのむ美しさ(まさにbreath takingな美しさよ)とそこに写っている今はもういない神のような人達(ストラヴィンスキー、バーンスタイン、デートリッヒ、マーサ・グラハム、トルーマン・カポーティその他大勢)の作った時代に敬愛や羨望の思いをいだきながら、夢のような時間を過ごしました。
こういう本当の意味での「素敵な人達」がどんどん死につつあるという現実、非常に嘆かわしい。
(素敵じゃなかったら死んで良いとは言ってないわよ、念のため)
リチャードもアーヴィンもいなくなっちゃっていったいあたいのポートレートは誰が撮るっつーのよっ!(アニーか・・・)

ふと見ると来ている人達のなかに、一時代を作ったピアニストの(少なくとも25年前は神だった)イーヴォ・ポゴレリッチがいた。
すごいオーラ。
あぁ、まだこういう人も生きてたわ、良かった・・・・。
これ30年前の伝説のショパンコンクールのビデオ。
かの有名な「アルゲリッチ怒って審査員から降りる事件」の張本人よ。

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