2011年1月7日金曜日

倫敦美食外伝

一つ前のブログで「ロンドンの食べ物はやっぱりマズい」と怒りにまかせて書いてしまいましたが付け足しの意味でもう一度食べ物について書かせていただきたい。

何度も言いますが、あたしは決してグルメなどではない。
イギリスの超人気グルメ番組「Come dine with me」のように人様が料理してくれたものに対して易々と「マズい」などといえる立場でもなけりゃ(それが番組の主旨だからしゃーないけど)、食い道楽の経験もあんまない(イギリス人、本当に味が判ってるのかどうか甚だ疑わしいが、公の場で他人を批判させたら世界一。耳を塞ぎたくなること少なからず)
あたしの場合、使ってるものが新鮮(一番大事ね)で値段的に気軽に食べられて、サービスがフレンドリーなレストランであれば大体オッケーなのよ。(なので20個のペンネに9ポンドだなんて・・・許されたものではない)

ここにあたしのロンドン生活で欠かすことのできないレストランをご紹介する時が来た。
誤解しないでもらいたいのだけど、あたしはこのレストランをご紹介してるのであって、決して推薦してるわけではありません。


タリアテッレ・アルフレード

グラスワインもなみなみ注いでいただいてご機嫌♡

5ポンドは安いっしょー

それはうちから徒歩3分のところにあり、一週間おきに必ず行っているイタリアンレストランの「Armando's」
イタリアンと銘打ちながら実は経営者、コック兼ウェイトレス、すべてペルシャ人(イラン人)。
本流からはかなりずれているイタリアンレストランなのである。
でもあたしもおさーんもこのレストランのことをかなり気に入っている。
いつもいるコック兼ウェイトレスの女性はペルシャ的なスカーフで首も頭髪も隠していて、英語もおぼつかないのだが大変フレンドリー。「あんたたちまた来たねっ!」的グリーティングがすごく嬉しい。
パスタソースは全て彼女のお手製。本場イタリアの味とはちーと違いますが、ペストもトマトソースも初めから作っている。
あたしは毎回「タリアテッレ・アルフレード」を注文するので「いつもの、あれ」で通じてしまうのも有り難い。
特筆すべきは、このレストラン、パスタ類はすべて5ポンドだということ。
5ポンドよっ!二人で喰っても10ポンドっ!(当たり前)
しかも大盛りっ!
おさーんとワインを一杯ずつ飲んだとしても17ポンドなのっ!
ランチもディナーも同じ値段設定なのは、このロンドンではありえない。
この値段といい、働いている人の感じの良さといい、たとえそれは本流のパスタの味からはずれているかもしれないけれど、私たちにしてみたら二重丸なのである。

何回も言いますけど、ここを推薦しているわけではありませんからね。グルメ読者から「これはパスタとは言わない」などとお叱りをうけたらかなわんからな・・・。

ちなみにスウェーデンのルンドにスウェーデン人の金髪にいちゃん達が一生懸命握ってる寿司屋がある(Rå Epokって名前)。
浅草橋あたりの寿司屋が聞いたらひっくり返るであろうナンチャッテ寿司なのだけど、おにいちゃん達の寿司作りに対する健気さに心を奪われ2回も行ってしまった。2回目にパツキンから「この前も来てくれたよね。また来てくれてありがとう。」と言われてマジ感涙。
お値段もランチセットで5ポンドちょっと(69クローネ)だった(スープ付き)。 
料理も音楽も作る人(奏でる人)の健気で真摯な気持ちが入っているかどうか、ということが重要なのではあーりませんかしら。

・・自分はあんまり食にこだわるほうではないと書きながら・・・
やっぱロンドンはもうちょっと美味しくなっても悪くはないわ・・・という意見には変わりなく・・・。
第一級世界都市++なんだから頑張れよっ!
(ちなみにこの第一級世界都市++の街は他にニューヨークのみ。東京ですら+なのよ。いったい何が基準なのかしら・・・)
パッションフルーツ乗ってるの(爆)

4 件のコメント:

あやん。 さんのコメント...

なんで美味しい店が少ないんやろか。
みんな「美味しい」と思ってる味おんち、なのか、
「美味しいものを別に求めてない」んやろか。何なんでしょう。
イギリス人の友達はどうゆうてらっしゃるの?

まぁちゃん さんのコメント...

あやん。嬢>それのどちらも。
食に対するアプリシエーションからなってないと思う。
イギリス人の友達??そんなのいません(爆)。でも知ってる人達はテキトーに美味しいだのマズいだの言っててなんのあてにもならへん。「イタリアよりロンドンの方が美味い」なんてことを言う世にも恐ろしいイギリス人もいらっしゃるのよ(爆)。
ちなみにもっと当てにならんのがロンドン在住の日本人。沢山の方々がブログを書いていらっしゃるけど「ど、どうしちゃったの?」とその方の味覚を疑ってしまうこと多いのよ。他人様の味覚はとやかく言えませんが。
「ロンドン一美味しい小龍包」とあるブログに書いてる方がいらして、そこに行ってみたけどテーブルから転げ落ちるぐらいビックリ。世界一マズい、から数えたほうが早いかも。(ボディテンプラチャーの小龍包出てきよってん)そんなラブリーな街です♡

あやん。 さんのコメント...

体温の小龍包が存在してるのを聞くのも嫌やなあ。
まあ、わてのおばあちゃん(92)からしたら、「あんまり食べ物の話ばかりしたらあかん。はしたない。」らしいから。
てゆうか、美味しいか美味しくないのジャッジは主観と言えども、ある程度のもんは持ってると思ってしまうんやけど、たまに「美味しいお店」が全然美味しくないと、相手を選んで一緒に食事するしか対策は無いんかな。
なむー。

まぁちゃん さんのコメント...

あやん。嬢>そうよ。食べもんの話ははしたない。特に美味しい、美味しくないなど好みに関わる話は最後には「はしたなく」終る危険性(?)があるわよ。
でもあたしらピアノやってて判ると思うけど「この演奏に3000円は出せへんやろぉ。でもクラシックってだけで平気で3000円取るのな・・・。」に似てる世界ではあるよね。あぁはしたない。
体温の小龍包出してる店なんてマックスではしたない。