2011年1月9日日曜日

清瀬での秘め事

ちょびっと思い出話・・・。

あたしのお肌にまだ弾力っつーものがあった大学生のころの話。
大学4年間と卒業後の約1年間、東京は西武池袋線沿いにある清瀬という国立結核療養所(清瀬と言えばひと昔前の人は誰しも『あの療養所の』と言う)と中森明菜の出身地としてのみ有名な街に住んでいた。
24時間ピアノが弾けるというふれこみのアパートだったのにも関わらず10時以降弾いていたらかならず苦情がでたのよ。ま、どうせそんなに弾かなかったからいいけど・・・。
一応防音ということではあったので窓も頑丈な二重のサッシ窓で作られていて、外から人に叫ばれても全然聞こえなかった(建物内での楽器は聞こえる)。

とても暑い1991年の夏の夜のこと。
普段は絶対にしないのに(1階なので)その夜に限って2重サッシを2枚ともちょっとだけ開けて、涼しい風を感じながら気持ち良く熟睡していた。
夢の中で誰かが首筋あたりを舐めるように一定のリズムで撫でていた。
あたしは夢うつつで「久美ちゃん(当時の親友)に鍵渡しといたから家に勝手に上がったのかな?・・・でもあたしの首筋こんなにナデナデするか?」なんて思っていたらそのナデナデがだんだん現実味をおびてきて、久美ちゃんであるはずなのに低い声で
「あぁぁぁ。あぁぁぁ。いぃぃぃぃ。(☜ノンフィクション)
なんてうめき出したもんだから、あたしゃバチっ!と目を覚まし、その手の主を暗闇の中確認した。
なんとそこには上はTシャツ、下はズボンを足首まで下ろして白ブリーフまる見せの年齢30そこそこの、見るからにオタクチックな男が白目を剥きながら熱い吐息で、パジャマのはだけたところの鎖骨のあたりをナデナデしていたのだった。
ぜんぜん久美ちゃんじゃなかった・・・。Ω\ζ゜)ちーん
しかも床に寝てるあたしの目の前にその白ブリーフがあって、真っ暗だったのにも関わらず中のものが完全に「北北西方面」(☜ヒッチコック)を指していたのもしっかり確認できた。(わぁお・・・)
びっくりしたなんてもんじゃなく、咄嗟に身の危険を察したあたしは、アムステルダムで暴漢に遭った時に叫んだごとく
ぐぁぁぁぁぁぁつ!ぎぇぇぇぇぇぇっ!
とありったけの声量を持ってスクリームしたらその男、そのあたしの声を畳み掛けるような倍の音量で
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああっ!
とまるで天が崩れおちる如くの断末魔を闇夜に響かせた。
一瞬にしてその哀れな男の人生を狂わせてしまったことを悟ったのだった。

あたしが男だってことその時まで気づかなかったらしい・・・。

それも無理はない。
その時ベランダには姉からもらった紫色のサテンの小さめのパンツが外に干してあり(パンティーと言ってもオッケーぐらいの大きさだったかも)に布団セットはY's for livingの超ガーリーなギンガムチェックだったんだもの(むふ♡)。しかもピアノは置いてあったし・・・。
ぎゃぁぁぁと叫びながらその男、サッシまでたどたどしく駆けて行き(ズボンが下がってるので走りにくそうに)靴を履く間だけは無言になり(爆)、その後脱兎のごとく、ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!と再び叫びながら療養所方面の闇夜に消えて行った。
襲うんだったら土足のまま上がればいいのに、律儀な人だわねぇ(爆)。
恐怖が去ったのはいいけど、なんだか気の毒にもなっちゃった・・・(涙)。

夜中の3時ぐらいだったが、警察に電話したらすぐ来てくれた。
ぶっさいくな警官が
「なんでここに入ったんでしょうねぇ。いったい何の目的で?本当に何も盗られてないんですか?あんたを女と間違えるなんてあり得ないよ。いちおうサッシは閉めてね。」
って素ぅで何度も言いよったのにムカついたっちゅー(実際女と間違えるなんておっしゃるとおりあり得ないんっすけどね)
たまたま犯人はあたしを女性だと思ってたかもしれないけど、その時に「男は女を襲うもの。男は男を絶対に襲わない。」という既成概念から警察が話を進めて行くのに甚だ憤りを感じた。いつまでもいろんな意味でセクハラな国だわっ(今もよね)。

翌日となりに住んでいる大学の後輩のタナベちゃんが
「せんぱぁぁぁい、昨日はお・さ・か・ん♡すごい声でしたよぉぉ♡」ってニヤケながら言うてきたんで、迷うことなくタナベちゃんを公衆の面前で股裂きの刑に処した。あたしの叫び声が聞こえたんやったらただちに助けに来んかいっ!

それ以来一回も北北西系(Ω\ζ゜)ちーん)では襲われてません・・・。
清瀬療養所となりのアパートで命をはった甘酸っぱい秘め事。
もうあれから20年も経ってしまった。
あたしをナデナデしていたPoor You、お元気でいらっしゃいますか?
それから白いブリーフ見るたびに(NYって結構白いブリーフの紳士が多いの・・特にユダヤ系に。激白、わお)あの思い出が蘇ってきます。

ちなみにこのアパートの他の住人たちといろんな思い出があるのよ。
また近いうちに書こうっと。

6 件のコメント:

hachifuku さんのコメント...

ごめん。だけど大笑い!
酷い話しだけど、他人が聞くには面白い話しだわぁ。
最高よ!
しかし、白いブリーフは、悪夢ですか・・・。
最近、なかなかお目に掛かれないわよ!

yukaroba さんのコメント...

わっはははは’’’!早く書いてぇ〜続きー。

まぁちゃん さんのコメント...

hachihuku嬢> あれ、名前変えたの?
白いブリーフ、全然悪夢じゃないわよ♡好きだわよ。自分で思い出しても面白い話です。

ゆかろべ> 続きないっちゅーねん。どやって書くんよ。

あやん。 さんのコメント...

白いブリーフの人見たことないねんけど。
お会いしたら、いつも通りでいいのよね?ぐらい見たことないかも。
ブリーフもあんまないわ。

Ai さんのコメント...

飲んでたラッシー吹いてまった。面白すぎます。後輩のタナベちゃんもぐぁぁぁって叫びを一体どう(なにをどうしていると)かんちがいしたのかね・・・?

まぁちゃん さんのコメント...

あやん。嬢> ちょと意味わからん。ごめん。

Ai-chan>本物のインドラッシー吹いたのね。素敵。タナベちゃんも仏壇屋の娘のくせにあの声をあたしが悶えてる声と思ったなんて、おてての皺と皺を合わせて幸せぇぇ、なんて言ってるばやいではないっ!(意味不)