2012年4月1日日曜日

癖になりそ♪

うちの近所に表から見ると開いてんだか閉まってんだかわからない、ドアを開けようとしてもウンともスンともいわない胡散臭そーな骨董品屋さんがあります。
ウインドウに置いてあるものが多過ぎて中の様子もわかりません。
今日、前を通ってみたら表に誰も買わないようなLPレコードが詰まった箱が置いてあったので、いくらなんでも開店していると思い、おそるおそる年代物のドアをギィィィィと開けて入ってみたら・・・・。

そこは目も眩むようなアンティークのワンダーランド。

亡くなられた方達がこの世に残して行ったもの、ある人たちにはすでに必要のなくなったものの大井戸端会議場だったのっ!
アンティークの食器やらLPレコードやらランプやらがこれでもかというぐらい所狭しと置いてある。
まるで10人のお婆ちゃんの家が10畳ぐらいのところにぎゅぅっと押込められた感じ。



置くとこないからLPレコードの箱の上にスティグ・リンドベリ(Stig Lindberg)のBersaシリーズのお皿がのっている(大汗)。
こんな不安定なところにええのか?!と、びびってると、親切そうな、しかもここの商品の一個かと見まごうような、完璧に一世紀時代を間違えてる格好のお爺さんが登場。

「いらっしゃい。ベルサシリーズ好きなの?こっちのブロ・ヒュサール(Blå Husar)のほうが希少価値あるからいいんでねの? 作られてた時期も限られてっから。これ滅多にでねのよぉ。」の図。☟


多分マニアの方ならこちらをン万払ってもお買いになると思うけど、ほれ、あたし北欧初心者。つかベルサ2枚のお代金であっぷあっぷのド貧困。
まったく知識のないうちのおさーんにいたっては横で「この葉っぱの皿、こんなにするんのげぁぁ?」と泡吹きながら逃げ腰になっている。
( ̄▽ ̄;)

あたしがこの一番上の棚に置いてあった人形にこころ魅かれていたら(このくたびれた男の)・・・


爺さんが横から突然、

「あんたっ、リサ・ラーション(Lisa Larson)知っとるけ?」と言う。
「あの猫の焼き物で有名な?」と聞くと、
「日本人、猫好きだねぇ。今猫ないんだけんどヴィンテージの馬とアシカと男の子あるよ。男の子はテディベア抱いてるやつあるけんど・・・ごそごそ・・・ほりゃっ!」
と、LPレコードの上に置いてきた。




がゔぁゔぃゔぃぃぃぃぃ!!!
 (;´༎ຶД༎ຶ`)

全っ部、欲しいぃぃぃぃ。(アシカの写真は撮れず)
お値段聞いて(リサさんの相場は全く不勉強だったので)
「あら゛!!お高いのねー。またお金貯めて来ます。今欲しいキャノンのレンズあるのよー。」と、意味のわからないことぶつぶつ言いながら出てきました。
「このリサ買わねんだ。買わねんだ。へぇ。ま、ご縁だからね。」というお爺さんを後ろに・・・。

蓄音機用のレコード一枚(200円)買ったら優しく拭いて下さいました(涙)



うちに帰って買ったばかりのベルサのお皿をMacの横に置きそれを愛でながら、日本のサイト調べてみたら、え?ええええええぇっ!日本じゃハンパなくお高いの、ねっ!!

・・・からだ売ってでも、おさーんドついてでも、薦められたものみんな買ってくりゃよかった(バブルの申し子)。
Ω\ζ゜)ちーん

やっぱり戻って、あのリサの3つ全部買おうっ!
と、店に韋駄天真っ青の早さで引き返してみたら・・・え?えええ??
あろうことか店があったはずの場所が・・・こつ然となくなっていた。
あの古ぼけた扉がどこにも見つからず、コンクリートののっぺりとした壁になっている・・・。
え?お爺さん、ど、どこ行っちゃったの?
隣のビューティーサロンに冷や汗もんで入って、ぜーぜー言いながら店のおばさんに聞いたら「はぁ?そんな店昔あったけど30年前ぐらいにもうないわよー。あなた夢見てるんじゃないの。大丈夫ぅ。はーはーはーっw」
などと言っている・・・。
リサ・ラーションもレコードもお爺さんも夢だったのっ?!?!?



エイプリルフール、よろしく。Ω\ζ゜)か〜ん。
戻ってへん、戻ってへん。

お店情報、載せません。(味噌にもク◯にもならんブログ)
買って日本に送って下さい、手数料払いますから、も一切受け付けませんからー(これエイプリルフールちゃうで)。 あしからず。ちゅ。
m(_ _)m
お爺さんによるとディーラーが年に二回日本から来て「すごく高く日本で売ってるんじゃなかんべかなぁ・・・。」らしい。

ここはあたしが折角見つけた宝のようなお店ぇぇぇっ!誰にも教えないわーっ!と、感極まって山海塾みたいな顔して狂乱の舞を踊っていたら、うちのおさーんが眉毛つり上げて「一ヶ月に1個にしときなさいっ!!」ってわけのわからん釘さしてきやがった・・・。

みなさん、北欧の食器、ことにグスタフベリなんかにハマるっていうけど、最初東京のどこぞのデパートで見た時には
「へぇ、そんなもんかねぇ ( ーoー)y-~~~」などとあんまり興味なかったのよ。
でもホンモノ、特にヴィンテージを手に取ってみた瞬間虜に。
また、この店(店って大事よ)とこの全盛期の遺物みたいなお爺さんというセッティングもあたしの心を煽る演出だった。
手に取った時にあの心の奥底がホンワカぁ♡と暖かくなる感じっていったい何?
陶器なのになんだか絞りたてのミルクみたいな滑るようなあの不思議な感触って・・・。そりゃ北欧女子じゃなくてもハマるわ、あれに、な。

それにしてもこのマルメ、なかなか面白い店が多くてあたしゃかなりウホウホである。
なかでもライト(ランプ)と家具とアンティーク(北欧もの)は素晴らしい。どの店も空いていて、ものすごく店員さんも親切で丁寧なのよぉぉ(大涙)。買わないで見て回るだけでも1日では足りません。小さい街なのに、ね。

みなさんも、勝手に是非(爆)。



家に連れてきた最初の2枚です♡末永くよろしく♡


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