2012年7月29日日曜日

ちょこっとKalmarへ

カルマル城

廻りのスウェーデン人から「夏なのにどこも行かないの?」とよく聞かれます。
7月8月はスウェーデンのみなさんがこぞって避暑に行く時期。
この北方の国で「避暑」なんて笑っちゃうんだけど、この国では国内に別荘を所有している人が非常に多く、酷暑でもないのに夏気分を盛り上がるために「避暑」に行くらしい。
ということで、あたしたちも電車で3時間揺られて東海岸(ニューヨークみたい)のカルマル(Kalmar)とエーランド島(Öland)のボリホルム(Borgholm)に行ってきました・・・ってどこだよ、それ。
地図確認。


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ファビュラスな南仏行ったばっかりだし、さして何の期待もなく行ったカルマルだけど、強い夏の日差しとカラッとしたお天気に恵まれて、思いがけずノスタルジックな気分に襲われて、非常に心に残る旅になりました。
カルマル旧市街。古き良きアメリカっぽい。

カルマルの旧市街は日本やアメリカが忘れちゃったような1950年代の古き良きアメリカ的香りのする街並なの(本当はもっと古いんだけど)。
城壁に囲まれるように出来た旧市街は縦横が碁盤の目ようになってます。
もともとカルマル同盟が結ばれた場所として北欧史には欠かせない有名な街。
お恥ずかしながらカルマル同盟もマルグレーテ女王ヴァーサ家も知らなかったあたし。
この国に住まわせていただきながら、ここの国の歴史に明るくなく、穴があったら入りたいわよ。うちのおさーんですら大阪城を建てた人の名前知ってるのによぉ。
カルマルの歴史がいろいろ判るカルマル城へは是非。従業員がすべて中世のコスチュームでその雰囲気を盛り上げてました。中世の吟遊詩人やら乞食までいてびっくり。
木馬に噛まれる少女

ボリホルム城


二日目はバスでエーランド島に行きました。
エーランド橋という全長6キロにも及ぶ橋がかかっていて、カルマルからエーランド島の街ボリホルムまで1時間弱(101番のバスでどうぞ)。
あたしたちはバスで行ったけど、是非レンタカーで行く事をお薦めします。
ニルスの不思議な旅で巨大な蝶が座礁して出来たとして紹介されているこの島。古い風車やハイキングスポットが点在していて、いろいろ立ち寄りながらゆっくり行きたい場所です(すげガイドブック口調なあたしw)。
しかもバスだとこの美しいエーランド橋の手前で降りてその壮麗な姿の写真が撮れないのも難点。
城主

ボリホルムでは唯一「ボリホルム城」を見学して、まちのメインストリート(お祭りでもないのにお祭り騒ぎ)でしょっからい(でたっ!)ピザ食べただけ。それでもなんだかんだで半日いました。
1803年の火災で焼け落ち、石の土台だけ綺麗に残っているボリホルム城跡なんだけど火災って怖いのねー。石の土台って焼けなくていいわねぇ、なんて余計なこと考えながら中身を見学。そこからスウェーデン本土を望む絶景、美しきかな。


ちょいとハイキングもしてみた


それにしてもこのスウェーデンの夏の聞きしに勝る美しさよ。
草花はもとより、人間までもがキラキラと光り輝いているようよっ(お肌や髪の毛が明る過ぎる人達でカメラの測光するの、難しいわーw)。
スウェーデンの人が「あの暗くて寒い冬を耐えるかわりに、この美しい夏があるんだ」と口をそろえて言うだけのことあるわっ。
まるで「夏の基本形」。


マルメに戻る電車に揺られながらふと考えた。
2年前までスウェーデンという国のことを集中して考えたこともなかったような。ましてやそこに暮らすことになるだなんて、ありえない話だった。
そんな国にこの年齢(OMG!)になっておもいもかけず引っ越してきて、いままで経験したこともなかった美しい夏を体験させていただいている。 
あぁ、人生って本当に奇異なものですね。

夕暮れ(といっても9時ごろ)のカルマル


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