2013年9月6日金曜日

Rausでの秘め事


人が見てない時には動き出してお話してそうな器たち

ヘルシンボリにRaus焼(☜RausのHP:日本語)という伝統的な製法で作ってる窯があるという噂を聞きつけ車を40分ほど飛ばして行って参りました。

最近フットワーク軽いねって言われるんだけど、実は先頃超高級車、平民は手に入れることができないフェラーリを購入したのだった。
「やっぱフェラーリは速いわね。ほぼ音速よ。音速の貴公子って呼んでちょうだい。」って友達に言ったら「・・・これどう見てもフォ◯クスワーゲンだよね?ゴ◯フだよね?独逸国民的車だよね?」ってみーんな言うのよ。このフェラ子がゴ◯フとかいう車に見えるなんて可哀想なことに、みんな脳の中枢が破壊されきっちゃってるのね。まぁ突っ込まないでおくけどさぁ。

さてそのRaus焼だけど、ドイツの伝統的な、しかも既にドイツ本国では廃れてしまった製法をもとに作られているという。
その工房と土地まるごと日本人のナカジマさんというアーティスト親子が前オーナーから買い取って、同じ敷地内にご自身のギャラリーも併設して運営していらっしゃる。
なんでも窯自体は1911年製で、現役で使われている窯としては北欧では最古のものらしい。

窯元の持ってる雰囲気が好き


その伝統的な窯焼きの工房を管理していらっしゃるナカジマさんの息子さんからお話を伺った。
ろくろで形を作った後、それを八畳はあるかと思われるデカい窯に入れる。
お菓子を焼くぐらいの低温から始め1時間毎に石炭をくべて、1300度になるまでその行程を三日三晩続けるという。みなさんで寝ずの作業らしい。
温度の上昇のしかたが焼物の出来具合を大きく左右するらしく、その温度変化を記した大切なノートは門外不出。
1300度になったところで、消防服を着た陶芸家さんたちが窯に塩を入れる。その途端火柱と噴煙がもうもうと立ちこめる。その「儀式」が見たいがために訪れるファンの方も多いんですって。
こないだ書いた「ホーガネス焼」に似てるんだけど、このラウスの特徴はホーガネスにはない表面にできるスポッツと呼ばれる鉄分が焦げてできた斑点で、目利きさんはこの斑点の具合で善し悪しを決めるとか。
金持ってたら工房ごと買い取りたいんだけど、今回は3点可愛い片口を購入しました。
この質実剛健でひんやりしていながらも、手に馴染むほっこりした感じがとっても気に入ってるのよ。

あぁ、それにしてもこのスウェーデン、目立たぬところに良いものが沢山隠れているのよ。
次回は持ってけ泥棒のフリーマーケットのネタでも・・・。


保温の効果もあるんですって




2 件のコメント:

mayumisch さんのコメント...

そんなに焼き物には詳しくないのですが、すごく日本的な雰囲気の素敵な陶器ですね!ご飯炊いたら美味しく炊けそうな感じがしますwまぁちゃんが選んだ片口もカワイイ♪

まぁちゃん さんのコメント...

@まゆみちゃん、次回パリ酢に行くとき小さいやつ持って行くね♡気に入って下さって嬉しい♡